ピニトール&カイロ-イノシトール
ピニトール&カイロ-イノシトール
イナゴマメから抽出されたピニトール、カイロ-イノシトールは多くのエビデンスで裏付けされた素材です。インスリン抵抗性改善効果や体内にグルタチオンを生成し、抗酸化効果、肝臓保護効果、更にグルコサミンと併用で抗炎症効果、クレアチンと併用で疲労回復力の向上効果を示します。また、PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)の一原因は糖代謝異常と考えられており、体内のインスリン濃度が上昇し、男性ホルモンの産出過剰を招くことで、黄体形成ホルモンが高くなり発症します。以下に示す研究結果では、ピニトールやカイロ-イノシトールがインスリンに対する感受性を高めることで、血糖値調整や卵巣での男性ホルモンを抑制すると考えられます。
2型糖尿病患者へのピニトール長期服用結果
(投与量=1.2g/日 13週間)
測定項目 ピニトール群 プラセボ群 摂取前 摂取後 変化 摂取前 摂取後 変化 空腹時静脈血漿血糖 (mg/dL) 157 126.8 -30.2 158.3 157 -1.3 空腹時毛細血管血糖 (mg/dL) 152.4 123.1 -29.3 150.7 148.9 -1.8 空腹時インスリン濃度 (mU/L) 16.8 14.1 -2.7 16.4 16.1 -0.3 グリコヘモグロビン HbA1C (%) 8.9 7.8 -1.1 8.8 8.9 0.1 フラクトサミン (mmol/L) 350.4 307 -42.3 351.5 349.7 -1.8 血漿コレステロール (mg/dL) 204.9 197.7 -7.2 202.1 203 0.9 血漿HDL-コレステロール (mg/dL) 43.3 47 3.7 46.9 46.2 -0.7 表が示す結果
- 糖尿病患者の空腹時血糖値 → 改善
- グリコヘモグロビン濃度 → 減少
- フルクトサミン濃度 → 減少
- インスリン濃度 → 減少
- 血漿コレステロール濃度 → 減少
- HDL-コレステロール濃度 → 増加
D-カイロ-イノシトール経口投与によるPCOS症状改善事例
PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)症状の肥満女性44名にD-カイロ-イノシトールを6~8週間経口投与。
測定項目 D-カイロ-イノシトール区
1.2g/日 (n=22)プラセボ区 (n=22) 摂取前 摂取後 摂取前 摂取後 血清プロゲステロン (ng/ml) 0.7±0.4 0.6±0.2 0.8±0.4 0.7±0.2 血清テストストロン (ng/dl) 90±47 61±33 80±43 79±39 血清遊離テストストロン (ng/dl) 1.1±0.8 0.5±0.5 0.8±0.4 0.8±0.4 血清アンドロステンジオン (ng/dl) 201±69 173±50 180±51 186±53 血清17β-エストラジオール (ng/dl) 8.8±4.0 8.9±4.4 9.6±4.1 10.8±9.4 血清硫酸デヒドロエピアンドロステロン (ug/dl) 519±229 274±91 459±91 459±177 血清性ホルモン結合グロブリン (ug/dl) 2.5±1.0 4.8±2.2 2.6±0.9 2.8±0.9 表が示す結果
- 男性ホルモン → 減少
* テストストロン、アンドロステロン濃度、硫酸デヒドロエピアンドロステロン - 性ホルモン結合グロブリン値 → 上昇
* 値が低いと2型糖尿病のリスクを示す
製品の規格
項目 カロピニトール カイロ-イノシトール 外観 白色粉末 白色粉末 純度 ピニトール95% 以上 カイロ-イノシトール95% 以上 他の糖量 5.0% 未満 5.0% 未満 乾燥減量 (%) 1.0% 以下 5.0% 以下 強熱残分 1.0% 以下 5.0% 以下 砒素 2ppm 以下 2ppm 以下 鉛 2ppm 以下 2ppm 以下 大腸菌群 陰性 陰性 一般生菌数 1,000 CFU/g 以下 1,000 CFU/g 以下 容量 1 kg, 10 kg
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